#5 走り始めてからどこに向かうかを考え始めるブログ記事

こうしてブログを書き始める一時間程前に

「そうだ、これをブログに書き残しておこう」

と思い立ったのですが、持ち前の記憶力の悪さで何を書こうとしていたのか忘れました。

 

ということで、こんばんは。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

僕ですか?僕は今日とてタイトルを付けるには取るに足らぬ程度の一日を過ごしておりました。

 

明日からMHWの歴戦王マム・タロトのクエスト「狂乱のエルドラド」が開催されるので、とてもワクワクしています。

 

MHシリーズのクエスト名って中々に拗らせていながらも諧謔に富んだ表現が多くて、クエスト名を読み世界観と重ねるだけでも楽しいです。

 

こうして文字を連ねているとあらゆる方面に思考が及び、書きたいことが浮かびは消え、浮かびは消えていきます。

 

ちょうど「煙霞」のように。

 

ということで、ブログのタイトルを「煙霞」にしようとしたのですが、あまりにもイタすぎるので今回はやめておきます。

 

先述のように僕は、一つの物事に思考を巡らせると、そこから枝が伸びるように様々な思考に分岐するのですが、すぐに忘れてしまいます。刹那的な閃きが後に役立つこともあったのでしょうが、体感で99%忘れています。

 

それら一つ一つの思考がもったいないからブログを書き始めたつもりが、「長くなってしまうな」と言った誰宛かも定かではない懸念から一つにテーマを絞ろうとしてしまいます。

 

社会においては、こうした構文における簡潔さや思考における意思決定力は良しとされるものなのでしょうが、「思考保存」の名においてブログを書き始めた僕としては なんだか目的に沿っていないように思えて仕方がありません。

 

かと言って、いつか自分が読み返した際に

「うわぁ、なんだこの恣意的な怪文書は…」

となってしまっては、それこそ本末転倒です。

 

ということで、本日も先日お話しした「思ったことをそのまま書き殴り始める論法」で始めましたが、書き始めた文章の方に夢中になってしまい、

冒頭に書いた「そうだ、これをブログに書き残しておこう」が何だったかは思い出せませんでした。

 

それはそうと、僕には文章を綴る時のクセというか、傾向があります。

 

文章を書き終える前に何度も頭から最後に書いた部分までを読み返し、

・適切な表現への書き換え

・余分な部分の削除

・補足できそうなポイントの加筆

・その事柄について掘り下げられそうなポイントの加筆

・ねじれ文になっていないかの見直し

これらの為にペンを握り直します。(タイピングなのでペンは握っていない)

 

この見直しと修正は、いわゆる、「推敲(すいこう)」というやつです。

 

当ブログの過去記事全てにも同じ事が言えて、最初に書き終えた段階のまま公開したものは一つもありません。

 

出来るだけ詳しく具体的に描写できないものか、と考えてしまいます。

 

「凝り性」の一言で片付いてしまいそうなコレですが、ブログの方針を固めるためにも敢えて詳らかに書かせて頂きました。

 

できるだけ余すことなく思考の全てをこの場に残し、

いつか過去となるこの瞬間を、今これを書いている"現在の自分"としての責務を果たすために、"これを読んでいる未来の自分"のために、現在の自分が未来の自分に残せるものはすべて残したいです。

 

が、記憶力が悪いのでブログを書き始めている段階ですでにあらゆる思考が浮かび、そして消えて行ってしまいました。

 

実際に他人の記憶力を体感したわけでもないのに「記憶力が悪いです」と断言するのって、なんとなくとても視野の狭い批評に思えて仕方がありませんが、周囲の人間を観察・分析した上で相対的な評価が成立した以上は「記憶力が悪いです」と断言しても過言ではないようにも思います。

 

記憶力が悪いが故に、唐突に「あぁ、こんなことあったな」と思い出す事も時折あるのですが、大半が何故か「嫌な思いをした出来事」です。

 

せっかくなので、今回はそのうちの一つをお話しておきます。

 

 

 

僕は大学で心理学を専攻していたのですが、自己実現の為に自己像を明らかにしておく、という現代人にとってはかなり酷な心理テストの演習がありました。

 

具体的な内容は

「自分を何かに例えるとすれば何か、そして何故そう思うか」

を書くことと

「講義室にいる全員が自分の名前を紙に記し、記名した紙をシャッフルし、ランダムに手元に届いた他の人の紙に、『その人が動物で言えば何に似ているか』を書く」

というものでした。

 

つまり

僕が引いたAさんの紙に「犬」と書いている最中に

AさんはAさんが引いたBさんの紙に「猫」と書いていて、

講義室の誰かが引いた僕の紙にも「何かの動物の名前」を書いている

ということです。

そして、各々記入が終わり次第教授がすべての紙を回収し、

自分の名前が書いてある紙をそれぞれ教授から返されて、

この講義室にいる誰かが書いた自分に対する印象を目の当たりにする

というロールプレイ形式です。

 

僕は自己イメージを書く際に

「自意識過剰と思われるのはイヤだが、恙ない自己形容で「ウッワ、置きに行ったな」なんて思われるのはもっとイヤ」

という、客観的評価を気にしたプライドに縛られたような思案から始まり、

最終的には「特徴から解釈し、類似した概念に当てはめよう」と思い至り、結果

 

「煙」

 

と書いたんですよ。

 

え、イタくないですか??

僕はついさっきこれを唐突に思い出し赤っ恥だなと思いました。

 

何故そう思うか、の項目には

・度が過ぎるマイペース

・神出鬼没

・つかみどころがない

と書いた気がします。

当時の僕は、こういった自己像の解釈から煙を連想したらしいです。

 

え、イタくないですか??

 

文字数が2000文字を超えたことですし、続きは次回にとっておきます。

中途半端な締め括りにはなりますが、本日はこの辺で。

 

今日の一曲「」