#8 彼女が出来ました

さて、書こうと思い立ったはいいものの…どうしたものか。

僕は今、自分の頭の中にある回廊をウロウロしています。

 

というのも、当ブログを開設したきっかけについては以前の記事で詳らかに触れた気がするので割愛するとして、

 

これ、どういうフォーマットで書いてたっけ…?

 

前回の記事の更新が2019年の1月だったということは、半年以上が経過しているわけです。

 

僕ももうそろそろいい歳なので

「学生時代に部活で経験して以降、長らく離れていた剣道であっても、一度防具を身に着け竹刀を握れば感覚がなんとなく戻ってくる的なモン」

は、オッサンになってから始めた当ブログにおいては、んなモンねーわけです。

 

一貫されたフォーマットについて考え始めると妙なこだわりが出てしまい、逆にブログを使えなくなってしまう気がします。

なので、今後はタイトルのフォーマットのみ引き継いで、本文に関してはその日の気分に任せて自由に書こうと思います。

 

さて、久しぶりすぎて前置きが長くなりましたが、そろそろちゃんと書き始めます。

 

先日、彼女が出来ました。

 

馴れ初めや惚気みたいなものは書きません。

(それはこちらで個人的にやっておきます。)

 

何も、彼女が出来た喜びをここにぶつけたいわけではありませんし

彼女について書くわけでもありません。

そうです。この記事で「僕の彼女にまつわるエピソード」は一切登場しません。

 

じゃあこの記事は一体何を書くために書き始めたんだよ だって?

彼女が出来て、改めて「交際相手がいる現状」だからこそ思い至ったことというか、考えがまとまったことをここに書いておこうと思い至り

久々にこのサイトのログインフォームをノックしたわけです。

コンコン

 

じゃあ何故このタイトルにしたのか だって?

そりゃあね。嬉しいからです。

 

今この記事を書いている僕にとって一番印象的なフレーズをタイトルに据えて満を持して書き始めた方が、僕的にモチベーションが書き終えるまで維持できるのです。

 

とまあ、二度目の前置きを挟んだところで今度こそ書き始めます。

 

あっ、ちょっと待ってください。

 

タイミングとしてはギリギリすぎる注意書きですが、

今回は、正解か不正解か、明暗を分ける必要のないテーマを扱います。

これより先の文章は、あくまでも自分の主義や、それによる恋愛観を語る文章なので、読む人によっては間違いだらけの駄文と感じられる可能性が普通にあります。

これから読んでもらう文章には、一部対立意見を想定した論調の部分もありますが、

結局書きたいことは「僕が思う"恋愛"というのはこういうのだ!」ってだけなので

気張らずに読んでください。

「この人はこういう主義で、こういう主義としての考え方はこういう感じか~」

程度に受け止めてください。

 

 

 

 

 

…大丈夫かな?書き始めても平気かな?

と、本日三度目の前置きが無事に終わりましたので、マジで書き始めます。

 

 

 

 

 

 

異性と付き合うということは、当然

「結婚を視野に入れることのできる、先見的な関係」

であるべきだと思うし、刹那主義的な"恋愛ごっこ"の延長に

「彼氏彼女」

という、ある種おおげさな肩書を与える事ほど無粋かつ無責任で自己中心的な娯楽はないだろう

と考える主義なんだけど、これについてちょっと書いておきたい

 

これは、先程送信した僕自身のツイートです。

(文字数制限がなくなったのでブログ用にちょっと書き直しました)

 

140文字の制約を気にして書くにはもったいないテーマだなと思い、改めてブログ記事として書き始めたので、ツイートは削除しておきました。

 

ここからは上記ツイート(故)の続きになります。

 

僕の価値観において、恋愛関係というのは、"付き合う"に収まらない、もっと本質的かつ非常に大きなテーマだと感じるわけです。

 

よく「恋愛と結婚は別」なんてフレーズを見聞きしますが、バカこけー!と毎度思います。

 

まあ、言いたいことは分かりますけどね。

 

対立派の僕は「恋愛は結婚に至るまでのプロセス」だと思うわけです。

言い切ってしまえば、「結婚しないなら付き合わない」という主義なわけです。

 

まあね。「恋愛と結婚は別」っていう考え方も分かるのよ。分かるんだけどね。

 

でも、この考え方の違いにおいて僕は

「じゃあ、おたくらの考える"結婚に繋がらない恋愛関係"って、必要か?」

と、どうしても批判的な感想を抱いてしまいます。

 

ザックリ言ってしまえば、結婚に繋がらない交際関係なんて

肩書があるセフレか、肩書がないセフレか 程度の違いしかなくない?というか

相手に対する所有欲を満たすために"彼氏彼女"の肩書を互いに振りかざして

自分にとって心地の良い関係のためにお互いを縛り合うための口実なんじゃねーの?というか

腹の底で蠢く黒い欲求を隠すために肩書を間借りしているだけに見えちゃいます。

 

または、ノーセックスでデートや趣味の時間の共有なんかをする間柄であっても

いや、友達でええやん。肩書がなきゃ出来ない事じゃないやん。

と思うわけです。

 

「彼氏がいる自分」「彼女がいる自分」という

肩書依存のアイデンティティで、空っぽの自分を虚構の自尊心で満たそうとするパターンは、ひょっとすると一番ヤバいかもしれません。

 

僕は結婚に繋がる可能性のない、或いは結婚に繋げる気のないような、

"プロセス"ではなく"結果"としての恋愛関係なんざ必要ないと考える主義なので

 

「可愛い!タイプだ!付き合いたい!」とか

「趣味が合う!話も合う!付き合いたい!」とか

「優しい!一緒にいて楽しい!付き合いたい!」とか

「エッチしたい!付き合いたい!」とか

「好きな人に他の人が干渉することが許せない!から付き合いたい!」とか

「寂しい!誰かと一緒にいたい!一緒にいるならあの人が良い!付き合いたい!」とか

あと、

「大切にされたい!この人なら大切にしてくれるかも!じゃあ付き合いたい!」みてーなの。

 

こういうのだけで交際関係に踏み切っちゃうのって、本当に意味あるのかなぁと

疑問を感じてしまいます。

 

見方を変えれば、「自分の交際相手」と「自分の配偶者」に求めるものがそもそも違うという方が多いのかな~という印象を受けますが、僕の場合は

 

自分の交際相手 ⇒ 自分の配偶者 ⇒ 自分達の子供にとっての親

 

と考えています。

 

互いに先を考えていない交際の場合、配偶者としての素質や親としての素質なんざ気にせずにエッチできるでしょうから、それはそれとして割り切って恋愛を楽しむ方がいること自体は理解できます。

 

が、僕の場合はどうしても "親密"のボーダーラインを超えるのであれば、尚更先見性を持った考え方を持たなければ、相手に対しても失礼だなと感じてしまいます。

 

そして、その"先見性"が指し示す区切りのいい地点とは一体どこなんだ、と言えば

そりゃ、結婚です。

さらに言えば僕は子供が大好きなので、出来る事なら子供を授かりたいと考えるタイプです。

なので、剰え交際相手には「親としての素質」も求めてしまいます。

 

そして、そうなると「親としての素質」とはなんぞや、ということになりますが

要するに、"真っ当な人間性と、器の広さ"です。

人としての真っすぐさや本質的な相性を掘り下げていった時、突き当たるものの一つが「親としての素質」だと思うので、今回はこのフレーズを使います。

 

そもそも、その子にとってどんな親が最も好ましいか、なんて

んなもんは子供が実際に産まれてきてからでなければ分かりようがありませんし、

実際に産まれてきても分からないかもしれません。

あくまでも「突き当たるものの一つ」としての表現だからね!

 

要するに僕は、掘り下げた時に真っ当な親としての姿をイメージできるかどうか という点で、恋愛として果たしてその人と本当に付き合いたいのかどうか、を考える主義なわけです。

僕は「関係の先を見据え、さらに掘り下げた上で"この人とずっと一緒にいたい"と思った人とだけ結婚を視野に入れた上で付き合いたい」わけです。

 

いや、重。

 

なんというか、自分の主義や価値観ってちょっとマジメ過ぎてるというか、

ストイック過ぎてるという自覚はぶっちゃけ大いにあります。

 

なので、本当は昔からこういう主義でしたが、マジメ過ぎちゃうと誰とも恋愛できなくなるので、過去の恋愛すべてがストイックだったかと言えばそんなことはないです。

 

むしろ、これまでの恋愛においてはそういう「本当の自分のスタンス」を隠して、というか あえて開示せずに相手の様子をうかがうような恋愛ばかりしてきました。

 恋愛を楽しむというよりは、恋愛の相手として適格なのかどうかを常に査定している感じで、信じる事よりも疑う事がメインテーマの恋愛というか。

疑う余地がなくなるまで突き詰めて、最後に納得できたら安心し~ちゃお!と思っていたんでしょうが、毎度ひどい裏切られ方をされ、余計に疑う事をメインテーマにしがちな半生だったかもしれません。

 

ぶっちゃけ今振り返るとあんなもんは恋愛じゃなかったです。

やたら距離感の近い人間観察でした。

 

そういう意味では、今の彼女との恋愛が 本質的な意味で言えば

最初なのかもしれません。

 

僕が付き合っている彼女は、人間性がマジで最強です。

驕ることのないまっすぐな正義感や考え方がマジで好きです。

(他にも好きなところは沢山ありますが、それはこちらで個人的にやっておきます。)

 

僕の「最後の最後に信頼できる人間かどうか」という名目における、そりゃもう厳しい監査をくぐり抜けてしまった僕の彼女には、どうあっても僕と結婚してもらいます。

 

し、今後彼女が僕以外の方との新しい恋愛関係を築く可能性をすべて僕一人でかっさらう以上は、

僕も相応に、彼女にとっての「最後の最後に信頼できる人間」でありたいと強く思いました。

 

いやあ、それにしても彼女がいるっていいですね。

身が引き締まる思いもありつつ、気を抜ける安心感もありつつ。

…と、なんだか惚気が始まりそうですし、驚異の4000文字台に突入しちゃってるので、さすがにこの辺で一旦書き納めましょう。

 

ちょっと書いておきたい」だと?

ちょっとちゃうやんけ!!

 

追記:「僕の彼女にまつわるエピソード」、登場してたね!スマン!

 

今日の一曲「竹内まりや - Plastic Love」他